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UDSメシ通信vol4.山形のソウルフードといえばコレ!

RECIPE 2016.12.22

こんにちは!「UDSメシ通信」担当木南です。

UDSメシと書いてユズメシ。

UDSで働く仲間のパワーフードを

「UDSメシ」と呼んでいます。

毎回、仲間のパワーフードをエピソードと共にご紹介します。

 

食生活を知ることでその人のライフスタイルが見えてくる。。。

 

この通信がきっかけで仲間と会話が生まれたり、一緒に食事をする機会が増えたり。

皆さんのコミュニケーションツールにして頂ければ幸いです。

 

さて、第4回目のゲストは・・・

地域コーディネイト部 三浦宗晃さん!

 

今回は・・

「12月9日は大黒様のお歳夜!?

山形県民の冬を乗り切るパワーフード」

七福神の一人、大黒様。

三浦さんの故郷、山形県鶴岡市では12月9日(今日です!)は

「大黒様のお歳夜(おとしや)」という伝統行事が

行われます。

大黒様に豆料理をお供えし、家族の健康や商売繁盛に

感謝し、祈る日だそうですよ!

 

幼少期からお母さまが作ってくれていたこの伝統食。

芯から心と体が温まるという三浦さんのパワーフード。

それは・・・納豆汁!

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 (三浦さんのお母さまのレシピを木南再現)

 

三浦さんいわく、

我が家では毎年、大晦日の夕食にしか出てこない!

そのせいか、

高級食材は使っていないのに年に一度のごちそうだと思ってた笑!

 

あと少しで大晦日。今年も三浦家の納豆汁が楽しみですね。

 

三浦家に代々伝わる、冬を乗り切るパワーフードのレシピをご紹介。


<納豆汁レシピ>(4人分)

<材料>

・納豆(粒大きめのもの) 1パック

・豆腐 1/2丁

・からとり芋の茎 5g ※1

・もだし 70g ※2

・わらび 80g(今回はコンビニにもおいてある山菜の水煮を使用)

・だし汁 500cc

・味噌 大さじ3(田舎味噌がおすすめ)

・酒 大さじ3

・長ネギ(トッピング用) 適量

※1からとり芋とは山形県に伝わるサトイモの一種。

今回は芋がらで代用(芋がらとはサトイモの茎、ずいきを乾燥させたもの。大きなスーパーにはおいてあります)

※2もだしとは、ならたけというきのこの一種。東北地方ではサッとゆがいて、塩漬けにして保存するそうです。今回はなめたけで代用。 

<作り方>

【下準備】

・ボールに芋がらを入れ、熱湯を注いで蓋をし蒸らして戻す。

戻ったら水につけてアクを抜いておく。

・塩漬けのもだしを使う場合はあらかじめ塩出ししておく。

 

1、納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまでよくつぶす。

※三浦さん曰く、引き割り納豆を時短になります!

つぶれたら酒を加え、さらによくすり、味噌を少しづつ加え、

どろどろの状態になるまですりつぶす。

2、わらび、芋がらは約1㎝に切り、豆腐は1㎝のさいの目切りにする。

長ネギは小口切りにする。

3、鍋に水とだしを入れ火にかけ、芋がら、もだし、わらびを入れ、

お湯が沸くまで煮る。

4、沸騰したら火を止め、1の納豆を溶かし入れ味をととのえる。

5、豆腐を加え再び火にかけ、沸騰直前に火を止める。

器に盛り、刻みネギをちらす。

 

<ポイント>

・芋がらは煮すぎるとサクサクとした食感が無くなるので注意する。

・納豆を溶かし入れる際、粗めのこし器を使うと溶かしやすい。

・納豆を入れたら沸騰なせない。納豆の風味が消えてしまいます。

・長ネギのほかに岩のりや刻みのりをちらしても美味しい。

 


お酒が入ることで味に深みとコクが出ます!

さらに身体を芯から温めてくれる隠し味。

皆さんも普段のお味噌汁にお酒を少し加えてみて下さい!