UDSメシ通信vol4.山形のソウルフードといえばコレ!
こんにちは!「UDSメシ通信」担当木南です。
UDSメシと書いてユズメシ。
UDSで働く仲間のパワーフードを
「UDSメシ」と呼んでいます。
毎回、仲間のパワーフードをエピソードと共にご紹介します。
食生活を知ることでその人のライフスタイルが見えてくる。。。
この通信がきっかけで仲間と会話が生まれたり、一緒に食事をする機会が増えたり。
皆さんのコミュニケーションツールにして頂ければ幸いです。
さて、第4回目のゲストは・・・
地域コーディネイト部 三浦宗晃さん!
今回は・・
「12月9日は大黒様のお歳夜!?
山形県民の冬を乗り切るパワーフード」
七福神の一人、大黒様。
三浦さんの故郷、山形県鶴岡市では12月9日(今日です!)は
「大黒様のお歳夜(おとしや)」という伝統行事が
行われます。
大黒様に豆料理をお供えし、家族の健康や商売繁盛に
感謝し、祈る日だそうですよ!
幼少期からお母さまが作ってくれていたこの伝統食。
芯から心と体が温まるという三浦さんのパワーフード。
それは・・・納豆汁!
(三浦さんのお母さまのレシピを木南再現)
三浦さんいわく、
我が家では毎年、大晦日の夕食にしか出てこない!
そのせいか、
高級食材は使っていないのに年に一度のごちそうだと思ってた笑!
あと少しで大晦日。今年も三浦家の納豆汁が楽しみですね。
三浦家に代々伝わる、冬を乗り切るパワーフードのレシピをご紹介。
<納豆汁レシピ>(4人分)
<材料>
・納豆(粒大きめのもの) 1パック
・豆腐 1/2丁
・からとり芋の茎 5g ※1
・もだし 70g ※2
・わらび 80g(今回はコンビニにもおいてある山菜の水煮を使用)
・だし汁 500cc
・味噌 大さじ3(田舎味噌がおすすめ)
・酒 大さじ3
・長ネギ(トッピング用) 適量
※1からとり芋とは山形県に伝わるサトイモの一種。
今回は芋がらで代用(芋がらとはサトイモの茎、ずいきを乾燥させたもの。大きなスーパーにはおいてあります)
※2もだしとは、ならたけというきのこの一種。東北地方ではサッとゆがいて、塩漬けにして保存するそうです。今回はなめたけで代用。
<作り方>
【下準備】
・ボールに芋がらを入れ、熱湯を注いで蓋をし蒸らして戻す。
戻ったら水につけてアクを抜いておく。
・塩漬けのもだしを使う場合はあらかじめ塩出ししておく。
1、納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまでよくつぶす。
※三浦さん曰く、引き割り納豆を時短になります!
つぶれたら酒を加え、さらによくすり、味噌を少しづつ加え、
どろどろの状態になるまですりつぶす。
2、わらび、芋がらは約1㎝に切り、豆腐は1㎝のさいの目切りにする。
長ネギは小口切りにする。
3、鍋に水とだしを入れ火にかけ、芋がら、もだし、わらびを入れ、
お湯が沸くまで煮る。
4、沸騰したら火を止め、1の納豆を溶かし入れ味をととのえる。
5、豆腐を加え再び火にかけ、沸騰直前に火を止める。
器に盛り、刻みネギをちらす。
<ポイント>
・芋がらは煮すぎるとサクサクとした食感が無くなるので注意する。
・納豆を溶かし入れる際、粗めのこし器を使うと溶かしやすい。
・納豆を入れたら沸騰なせない。納豆の風味が消えてしまいます。
・長ネギのほかに岩のりや刻みのりをちらしても美味しい。
お酒が入ることで味に深みとコクが出ます!
さらに身体を芯から温めてくれる隠し味。
皆さんも普段のお味噌汁にお酒を少し加えてみて下さい!