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【農業体験】宮城涌谷町米作りレポートVol.1~田植え体験~

EVENT NEWS 2019.6.26

皆さま、こんにちは。リラックス食堂の齊藤です。

今回は、昨年の新米イベントからお世話になっています涌谷町の米農家・及川さんの田んぼへ田植え体験に行ってきましたのでその様子をレポートしていきたいと思います。

まずは簡単に涌谷町のご紹介から。

涌谷町は宮城県の北よりに位置した、自然豊かな農耕が盛んな町です。特に、広く平坦な地形を生かした米作りが町の農産業の主軸となっており、ササニシキやひとめぼれのほか、つや姫などが多く生産されています。また最近では「金のいぶき」という高機能発芽玄米が有名になっています。

この日は数ある苗の中から、つや姫の田植えをお手伝いさせていただきました。

今回は育てておいた苗をトラックに積み込む作業からはじめました。大きなビニールハウスに何棟分もある苗をひとつひとつ運ぶ作業は、簡単に見えて実際はとても重労働です。

苗運びで早くも一汗かいたあと、いよいよ田んぼへ向かいます。何百枚とある田んぼのすべてに計画的に定植していく作業は、天候の影響や人員的な要因をしっかりコントロールしなければならない、とても難しい作業だと感じました。

準備してあった田植え機に苗を積み直し、1面ずつていねいに定植していきます。この日は及川さんの指導の下、わたしも田植え機の運転を体験させていただくことができました。

田植え機の目印に従ってハンドルを動かしながら植えていく作業ですが、田んぼの中をまっすぐに進むことが、あんなにむずかしいとは………!

機械化が革新的に進む農業ですが、実際にやってみてあらためて、人の手が食べ物を作っているということを実感しました。

この小さな苗たちが、秋には黄金色の穂をつけてくれます。そのためには、夏の間の水の管理や、稲が病気にならないための草刈り作業がとても大切です。引き続きそれらの作業にも参加し、田んぼの様子をレポートしていきたいと思います。

11月の新米イベント開催まで、どうぞお楽しみに!