西木奈央 のすべての投稿

食に関わる仕事を一生の仕事にしようと営業職から転換、なるべく食堂外の人や食材、情報を吸収して、ヒトテマ・ひと工夫あるメニュー&サービスを還元できるよう奮闘しています。

学期末お疲れさま!イベントレポート

こんにちは、湘南台食堂のにしきです。

今回は7月末に実施した学期末イベントの様子をレポートします。

湘南台食堂が入っている「NODEGROWTH湘南台」では、入居者同士のコミュニティを創出したり、寮のルールを主体的に決めるRA(RegedenceAssistant)制度があります。

学生メンバーの要望もあり、この日は入居学生の貸切にし、すべてイベント仕様にしました。メニューも定番カレーや炊き込みご飯、ハンバーグ、唐揚げなど人気メニューや皆さんが好きそうなメニューを詰め込みました!

(準備の様子)かぼちゃの冷製スープはなめらかに裏ごし。サラダやデザートは事前に盛り付けておきます。

外に出しているサインは中に入れデザートワゴンに。

皆さんもいつもと違うメニューに驚き、食事を楽しんでくれていました。デザートのマンゴーティラミスとタピオカミルクティがやはり人気でした。

今後も入居の皆さんの意見を反映したイベントが出来ればと思います。今回のレポートは以上です。

リラックス食堂湘南台オープンのご報告

みなさん、こんにちは!

食堂スタッフのにしきです。

今回は4月からオープンしているリラックス食堂湘南台のレポートです!

湘南台駅東口徒歩1分にある、NODEGROWTH湘南台。

1階がリラックス食堂湘南台として、入居の学生さんへの朝食夕食

提供のほか、ランチと夕食は一般の方もお越しいただける「まち

に開かれた食堂」として営業しています。

 

オープン初日の4月2日は入居者の皆さんへ歓迎を込めて

ウエルカムパーティーを実施。インド人スタッフが腕をふるった

本格的なカレーメニューで喜んでいただきました。

毎日の定食は、ほとんど既製品を使わず手作りで一つずつ作っています。

 

少しずつメニューも増えた季節限定のパフェやタルトもヒトテマをかけて、好評をいただいています。

 

先日の朝食のプラスメニュー。生姜ジャムはジンジャーシロップで残った生姜をリメイクしました。食材のロスがないよう小さな工夫を大切にしています。

ようやく2か月が経ったところですが、入居の学生さんや一般の皆さまが楽しく食べて満たされる、ココロとカラダに寄り添ったまちの食堂を目指したいと思います。

みなさまのご利用もお待ちしています!

親子料理教室の夏祭りイベントに参加しました!

こんにちは、仙台食堂の西木です。

8月に宮城野親子料理プロジェクトでの夏祭りイベントに仙台スタッフで参加したのでレポートします。

「親子で料理をつくることで、食べることの大切さを学び、

かけがえのない時間を過ごす」をコンセプトに毎月様々な

テーマで教室を開催しているプロジェクト。

8月は、「子どもたち自ら作ったお祭り屋台メニューをお店屋さん

として提供する」までやる夏祭りでした。

 

さて、我々もメニューを考え、急遽屋台を作りました!

(背景がちょっと殺風景ですが・・)

メニューは、くまっこ農園の野菜を使った白玉やずんだあんを

使ったベジアイス最中赤しそジュース西木のハンドドリップ

コーヒーです。

この日のためにオリジナルポロシャツも作りました。

アイス最中は子どもたちと一緒に作ります。

室内が暑くアイスが溶けやすかったのですが、みなさん

楽しそうに作ってくれました。

コーヒーは参加されたお父さん・お母さんが頼んでくれました。

一杯ずついれていきます。

普段、会うことがない小学生の子供たちと触れ合えたのは

とても良い機会でした。保護者の方からも好評いただいたようで

嬉しかったです。

宮城野親子料理プロジェクトのみなさま、ありがとうございまし

た!

今回のレポートは以上です♪

東北食材ご紹介・宮城の牡蠣のルーツを探る!

こんにちは、東北の旬のメッセンジャーにしきです。

 

食堂では提供が難しい食材ですが、宮城の名物としては外せない牡蠣。

あらためてどうやって牡蠣は育ち、出荷されているのか?ルーツを探るべく、レポートします。

 

今回は東松島にある和がきさんにお邪魔して、実際に漁船に乗って体験してきました!

 

松島湾ならではの内湾と沖の水深の高低や潮の満ち引きを活かし、養殖は3段階に分け、場所を移しながら行なわれています。

 

第一段階は、竹で作った杭にほたての貝殻を吊り下げて牡蠣の赤ちゃん(幼生)を育てていきます。(なんとこの杭は3年ほどで手作業で作り替えているとか・・)牡蠣には固い物に付着して成長する性質があるため、ほたて貝の貝殻が使用されています。

 

1つの針金につける貝殻の枚数も決まっており、一枚ずつ手作業で針金につけています。本当に手間のかかっている作業です・・

 

潮の満ち引きで水中に浸かったり、空気に触れる時間を持つことで強い牡蠣に育てていきます。

 

また船で移動して次の場所へ。牡蠣のつけた縄を等間隔に吊り下げた棚があります。

(案内下さった代表の阿部さん)

 

こちらもまた手作業でほたて貝を縄につけて、満潮の時は棚に上がって縄を一つずつつけていきます。

 

矢印が牡蠣の稚貝です。ほたて貝にびっしりくっついています。まだまだ大きくなり、最終的にはほたて貝が重みで割れてしまうそうです。

三段階は水面にブイが並んでおり、その下に縄が先ほどの長さの倍になって、水面下で育っていきます。

1年以上かけてじっくり育つ牡蠣にたくさんの手間がかけられていることを知り、驚きました。また、宮城松島の気候や地形から生まれた牡蠣の種は全国・世界に出荷され、まさしく牡蠣のルーツといえる場所に誇りを感じました。

思いのつまった牡蠣はとっても濃く、美味でした・・

今回のレポートは以上です!

 

冬のくまっこ農園を訪ねて!~雪下人参フェア~

こんにちは!東北の旬のメッセンジャーにしきです。

今回は再び仙台市の秋保にあるくまっこ農園におじゃましてきました!

昨年食べた、雪の下で寒さを越した人参「雪下人参」の甘さに驚き、ぜひ今年は実際に見学したいと希望していたのです。

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渡辺さんにご案内頂き、スコップで印をつけて雪をはがすと・・人参が!

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なかなか慣れないと雪が重く、下の人参を傷つけてしまいそうです。

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(苦戦している川又を撮る渡辺さん)

私たちも収穫を体験。抜くまでサイズが分からず大小様々の大きさがありました。

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その後人参は洗浄にかけられ、出荷されます。後日食堂に配達いただくことにしました。

3~5月は畑の収穫量は一段落し、種まきや苗の育成、土づくりに時間をかけています。

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ビニールハウスの中も見せてもらうと、里芋の種芋や葉物類が育っていました。葉物は一面緑のじゅうたんの様で、とても可愛らしく癒されました。

さて、後日。

雪下人参が届き、いろんなメニューで楽しんでもらおうとフェアを実施しました。

まずはジャムにして瓶づめにラベルも貼り、卒業する人にお渡ししました。

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ヨーグルトにのせて提供すると、フルーツのジャムに近く、みなさん残さず食べてもらえました。

ドレッシングはすりおろした人参に、調味料を変えて、シーザー風と中華風の2種を。違和感なくなじむ人参のポテンシャルが発見でした。明らかに生野菜の残す量が少なく、翌日も「人参ドレッシングないんですか?」との声も!

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最後はスタッフ川又がカウンターでフルーツをミックスした人参ジュースを朝食で提供。飲むと目が開くようなすっきりしたジュースでした。

今の時期にしか味わえない雪下人参を食堂でもお届けできて良かったです。人参は来年までお目にかかれませんが、5月から今年も旬の野菜を提供したいと思います。

 

仙台くまっこ農園を訪ねて、野菜たちを見てきました!

今年度から仙台食堂でおつきあいのある、仙台市秋保(あきう)にあるくまっこ農園

西木と川又で訪ねてきました。早速レポートしていきます!

秋保は仙台食堂から車で1時間ほどの距離に位置し、温泉街でも有名ですが、少し行くと畑が続くのどかな雰囲気です。

少し迷いながらも到着し、代表の渡辺さんにご案内頂きました。

まずはハウスから、終わりかけのミニトマトやパプリカを片づけ、これから畑に植える育苗を

準備されていました。小さい苗はとてもかわいいです。

肥料ももみ殻を自分で焼いて、燻炭(くんたん)という肥料にし土に混ぜると良い土になるんだそう。

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続いて畑へご案内いただきます。山と青々とした人参の葉がとてもきれいでした。

一部は出荷し、そのまま雪が積もると糖度の高い雪下人参になります。まだサイズは小さいので収穫はもう少し。

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奥には里芋があり、一つ掘り起こしてくれました。迫力があります。

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我々が驚いたのが、オクラの生り方。垂直に実が生ることを知りませんでした!

茎はとても背丈があります(秋晴れにまぶしそうなスタッフ川又)

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レタスもまもなくです。高騰が続いている葉野菜ですが、有機野菜で割高と思いきや収穫が安定しているので意外と市場価格より、変動なく安いですよとのこと。

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パンプキントランペットという不思議なかぼちゃも購入して、食堂に戻りました。

渡辺さんのお仕事を聞くと、体力勝負で本当に大変そうと思いますが、農業が天職という感じで

笑顔で野菜と向き合っている様子が伝わってきました。

かぼちゃは後日、ハロウィンの一品としてスープにして提供しました。おかわりする人も多かったようで、見た目も味も良いかぼちゃでした。

今度は真冬にうかがって、雪下人参の様子も見たいと思いました。今回のレポートは以上です~

仙台食堂がリノベーション紹介メディア「センダイスケール」に取材を受けました!

こんにちは、仙台食堂店長の西木です。

先日、仙台のリノベーション紹介メディア「センダイスケール」に仙台食堂が

取材を受けました!

仙台の街にある、リノベーションスポットを紹介する街スポットの一つとして紹介頂きました。

記事はこちらから

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スタッフの撮影もあり、取材メンバーの皆さんが盛り上げて下さいました。

なかなか利用されている方以外に知られていない食堂の様子を取り上げてくださり、とてもよい機会となりました。

仙台の街にあるスポットのひとつとして、リラックス食堂のPRになれば嬉しいです。

「ぜひ利用したい!」と声をあげてくれた取材スタッフのみなさま、ありがとうございました!

仙台のリノベーション紹介メディア「センダイスケール」

http://sendaiscale.jp/

農園から食堂へ!地産地消の取り組みご紹介

農園から食堂へ!地産地消の取り組みご紹介

 

こんにちは、東北の旬のメッセンジャー、仙台食堂のにしきです。

 

今年度から仙台食堂では、宮城県秋保にあるくまっこ農園さんから定期的に野菜を仕入れ、

ライブ感ある一品を提供しています。

 

くまっこ農園さんは虫や動物と格闘しながら、自然と共存する無農薬・有機野菜にこだわり、

たくさんの品目を育てています。毎回、いろんな野菜が入ってくるのも楽しみです。

 

今回は、青しそ・ミニトマト・オクラ・じゃがいも・長ネギ。

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じゃがいもはキタアカリという品種で、早速あげたてのポテトフライに。

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ミニトマト、オクラはピザ風チキンのトッピングとして使用しました。

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そして、スタッフ鈴木さんからは自家菜園で取れた迫力あるセロリをいただきました!

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セロリは香りも強いので、セロリと人参のきんぴら、ポテトフライのディップソースの隠し味として

使ってみました。あざやかな緑色に、味も良いアクセントとなり、みなさんよく食べてくれました。

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直接顔を合わせている方が大切に作っている野菜。

 

どうしたら残さず食べてもらえるか、私たちも調理法やメニューを深く考えるきっかけになっています。学生のみなさんにとって、野菜に親しむ機会になれば嬉しいです。

 

10月には実際にくまっこ農園を訪ねる予定ですので、後日のレポートをおまちください!